組織図
京都府自閉症協会の組織図
事務局
事務局は、運営上の諸事務を担当し、運営の統括、その目的を実現するための実質的作業を行う部局で、会の活動が円滑に進められるように、庶務、会計、広報等の業務を行っております。
協会の諸事業全てに関わり、各種催しの企画運営、各部との調整、会員の入退会や名簿管理、予算・決算など会計管理、HPの運営やMLの運営、行政や他の関係機関との連携や調整なども行っています。
専門部
保護者と専門家が協働して活動する専門部が全国に先駆けて1991年に発足しました。
日本自閉症協会の中では、現在でも京都府自閉症協会の専門部のような組織を持つ加盟団体は稀なのではないでしょうか。
専門部は、現在14人の部員(医療・教育・福祉の専門家で構成)が、専門的な知識と経験を生かして協会の活動に協力しています。
専門部発足のときから、TEACCHプログラムに学ぶことを基本方針としており、保護者と専門家が協働して自閉スペクトラム症の人への支援を考え実行していくことも、TEACCHプログラムの基本理念に基づくものです。
専門部の活動は主に、講演会やセミナーの企画、各活動への協力を行っています。
編集部
会報紙「Beam」を年3回発行しています。皆様に自閉症協会の活動など自閉症に関する情報をお届けするとともに、会員の心を結び、自閉症の理解を広め、良き理解者・支援者を増やしていけるような紙面作りを心がけていきます。ぜひ、ご意見ご感想をお寄せいただき、「Beam」発行にご協力下さい。
幼児学齢部
幼児学齢部は、高校3年生までのお子さんをお持ちのご家族を対象としたレクリエーションやクリスマス会、親の学習会などの企画運営を行っています。保護者同士、共感し学び合いながら取り組んでいますので、皆様のご参加をお待ちしております。
青年成人部
高校生以上のお子さんをお持ちのご家族を対象としています。親を対象とした学習会では、福祉制度や法律を学んだり施設見学などを行う中で、本人や家族がより充実した生活を送れることを目標にしており、意見交換会、懇親会など、会員同士の交流の場も設けています。レクリエーションは、ご本人たちが楽しめるような音楽活動「Kirala」を実施しています。ご参加よろしくお願いします。
高機能・アスペルガー部
保護者の交流会や学習会などを中心に活動しています。
成人の子どもの親を対象とした交流会「ほっこりタイム」も行っており、交流会の目的は、第1に親に元気になってもらうこと。
なぜなら親が元気でないと状況に向き合えないからです。
思い切り愚痴り、聞いてもらうことで楽になり、聞く側は共感し、それによって本当に苦しいのは子どもだということに目を向けられれば!と考えています。
合言葉は『寄ってたかって親支援』です。
父親ネットワーク
母親に比べると、どうしても子どもとの関係が薄くなりがちな父親のために、基礎知識や情報の提供、父親同士の交流を持てるように活動しています。
活動には本人を含め家族で参加出来ることも特色です。
年に1回のレクリーション(バーベキュー)、春秋の懇親会が主な活動になっていますが、映画鑑賞会や音楽会を行ったりもしており、啓発活動も大切に考えています。
自閉症スペクトラムが、もっと一般に知られるようになり、職場の中でも気軽に話題にできるようになるために活動していきます。
きょうだい部
きょうだいたちのレクリエーションの場として、幼児学齢部のなかで「なかよし会」の活動を行ってきましたが、平成27年度より『きょうだい部』を立ち上げ、「なかよし会」の活動を引き継いで行ってきました(現在「なかよし会」は休止中)。セミナーや学習会など、きょうだい支援の理解を深める活動を行っています。