親と専門家が協働して活動している会です。

事務局

【高機能・アスペルガー部】
グリーンプロジェクト(無鄰菴)のご報告

10月25日(水)11:30-17:00、左京区南禅寺参道前「無鄰菴」にて開催の交流会「グリーンプロジェクト」の報告をさせていただきます。

参加者の様子

参加者は正会員13名、7歳から39歳の方の保護者が集まりました。

東山を借景に秋の美しい庭園を眺めながらの交流会は、皆さん、リラックスできたようでいつもより明るくほぐれた雰囲気でした。

コロナ禍を経験して

この数年のコロナ禍の最中に学生生活を送ったお子さんたちは何をするにもオンラインばかり、前例のないことだらけで親の心配も大きかったことと思います。

でも過ぎてみれば余計な摩擦が避けられ結果オーライだったかも、とおっしゃる方、また大学生の子どもが苦手なことが多すぎるのが悩みだけど、好きなこと興味のあることを強みにすればいいと思うようになりましたとおっしゃる方など、わりと皆さん前向きなトーンの発言が多かったのは開放的な会場の心地よさもあったかもしれません。

息子が口をきいてくれなくなった

もちろんいろんな困りごとは相変わらずで、高校生のお子さんをお持ちの方二人がお二人とも息子が口をきいてくれなくなったと話されていました。

幼い頃は母親べったりだったのに思春期に入ったとたん口が重くなるのは定型発達のお子さんでもよくあることですが、私たちの子どもはその真意がつかみにくく何を考えているのか見当がつかない、何か親の言動が気に障ったようだけどどこでその地雷を踏んだのかわからない…また「塾へ行くので高校は休む」など物事の優先順位が世間の常識とずれているけどどうしよう…など対応に苦慮する日々を話された方もいました。

彼女が出来ました

久しぶりに参加された方から、子どもは大変な時期はあったけど何とか就職し、何とか一人暮らしを始めて、親離れが進みました、生涯初の恋人ができて、さらに親離れが進みました、という嬉しい報告もありました。

安定した一人暮らしに必要な支援は

同様に私たちの子どもが皆、安定した一人暮らしができるのが理想です。

それにはどういう支援が必要かについてみんなで考えました。

それぞれの特性やこだわりが違うので、その子に合ったピンポイントな支援が必要というのは前提として、その上でいろいろな意見や工夫が出ました。

・困ったときにヘルプが出せる信頼関係のある支援がほしい

・グループホームでの生活がなじめそうなら入れたいがそもそも空きがない

・発達障がい者向けのサ高住のようなサービスがほしい

・ひとりでできる趣味があると一人暮らしが成功しやすいかも

・就職後より学生のうちに一人暮らしを体験しておくのがよい

・苦手な炊事や掃除だけヘルパーさんに入ってもらえば一人暮らしできそう

・家事より行政との各種手続きなど事務的なヘルプがほしい

などなど。

そして「居住支援法人制度」や「日常生活自立支援事業」といった、私たちの子どもと相性のよさそうな制度もあるので、積極的に調べて活用していくことも大事だと皆で話していました。

この先どんな大人になるのか

今回参加された方のうち、お二人は小学生のお子さんをお持ちの方でした。

高機能部の交流会は比較的年齢の高い方が多いので、どんな話題がお役に立てそうかお聞きしたところ、小学生の保護者の立場からすると、自分の子どもがこの先どんな大人になる全く想像できず不安、少しでも将来のイメージをつかみたくて参加している、だから年齢の高い皆さんのお話を聞くだけでとても参考になるとおっしゃってくださいました。

次回の交流会は土曜日です。

平日のご参加が難しい方もぜひご検討・ご参加ください。

<次回の予定>

日 時  : 11/18(土) 13:00〜15:00「みんなでほっこりタイム」
場 所  : 京都府自閉症協会事務所
対 象  : 正会員の保護者 (高機能部以外の方も参加できます)
お試し参加: 有 (非会員の保護者・1回のみ)

「みんなでほっこりタイム」とは、全世代のお子さんの保護者交流会です。

今年度より、今までの保護者交流会とほっこりタイムが一緒になりました。

事務所に来られる方は申込み不要です。

*zoomで参加希望の方:申込フォーム からお申込ください。

自動で受付メールが送信されます。なるべくハイブリッド式で対応しますが、スタッフ不足等でご希望に沿えなくなった場合はご了承ください。

お問合せは申込フォームまたは京都府自閉症協会事務局まで。