当日の参加者の様子
賛助会員参加型の交流会が行われましたので、報告をさせていただきます。
1月28日(土)10:30~12:30 降雪、交通機関の混乱などをふまえて、急きょ対面型からzoomに切り替えて交流会を行いました。
参加者は10名。
小1から39歳の方の親御さんが集まりました。
賛助会員と、学校や放課後デイサービスでの支援経験をお持ちの方の参加もあって、
いつもとはまた一味異なった交流会になり感謝でした。
学校や職場に分かってもらうには
自閉症が親の育て方によると言われた時代からすると、今は学習方法が開発され、理解も進み、子どもたちへの手当ても厚くなって隔世の感ですが、
それでも学校側や職場に分かってもらう、理解してもらうというのはとても難しいことです。
こちらの伝え方の工夫も必要ですし、理解しようとする側のセンスの問題もあったりします。
うまく事が運んだように思っても、それが最善を選択した結果なのか分かりませんし、
失敗で最悪の事態になったとしても、その経験が実は必要な時間、必要な経験であったということもあります。
思わぬところで芽が出てきたり
効果がなかったとがっかりしても、思わぬところで芽が出てきたりもします。
頑張りすぎないで、その時出来ることをやっていくということに尽きるのかなという話が出ました。
最低限の自閉症の特質は押さえつつ、あとはケースバイケース。
いろいろな体験談に耳を傾けながら、辛い思いを吐き出しつつ、ほぐしつつ、みんなとつながって、
親が気持ちを楽にできることが一番なのではないかと改めて思いました。
課題は次々湧いてくるけれど
実際、中学生高校生になっても、大学生になっても、就労してもしなくても、課題は次々湧いてきます。
以前学習会で講師の先生からお聞きした、その時うまくいってもそれで終わりではなく「人生は泥臭く続いていく」
という言葉を思い出して語ってくださった方がおられましたが、
いろいろありつつも、子が人生の終わりに「良い人生だった」と思ってくれるような歩みを泥臭く続けていきたいと思いました。
小学校一年生をお持ちのお母さんにとって、先輩方や賛助会員の方の経験談が、何かしらほっとできるものになったのなら嬉しいです。
次回の交流会の予定
■日時:3月1日(土) 10:30~12:30
■場所:一般社団法人京都府自閉症協会事務所
今年度の最後の交流会となります。
予定変更となる場合はHPに掲載し、お申し込みいただいた方にはメールでご連絡いたします。
■参加申し込み方法:下記のアドレスをクリックして申し込みフォームに必要事項を記入の上
「送信」ボタンを押してください。
https://docs.google.com/forms/d/18553psMz8-FAIZ1eSb1DtGzyhqf7UokPhBAr3ylTbg4/edit
申し込みフォームからの申し込みが難しい方は、
メールのタイトルを「3月1日交流会参加希望」とし、
askyoto@shirt.ocn.ne.jp(事務局)までメールでご連絡ください。
ご参加お待ちしております。