【高機能・アスペルガー部】
みんなでほっこりタイム(保護者交流会)のご報告
7月29日(火)10:00-12:00、京都社会福祉会館会議室にて開催の交流会「ほっこりタイム」の報告をさせていただきます。
集まってくださったのは正会員10名、お試し参加の方が2名、4歳から38歳のお子さんをお持ちの保護者の方でした。
お試し参加者の状況
お試しで参加された2名の方は、いずれもお子さんが20代前半、未診断の方でした。
協会ホームページを見て参加されたとのことです。
二人とも、発達障がいの診断を受けたい、障がい者手帳を取得したいという気持ちをお子さんのほうが強く持っておられて、親御さんはどうしたものかととまどっているご様子でした。

ネットで情報を得るのは子ども世代のほうが長けていますから、今後はこうしたケースが増えるのかもしれません。
子どもたちの近況と「困り感」
一通り皆さんのお話を伺うと、この夏、比較的落ち着いて過ごせているお子さんもいますし、低空飛行のまま、なかなか浮上のきっかけがつかめないお子さんもいます。
どのお子さんもさまざまな困りごとを抱えていますが、その「困り感」もいろいろです。

たとえば自己肯定感の高いお子さんだと、自分の今の不遇を時代や環境のせいにする思考に傾いたり、逆に自信の持てないタイプのお子さんだと、誰かからダメ出しされたわけでもないのに「ちゃんとできない自分はダメだ」と落ちこみ、アルバイトも長続きしないこともあります。
それでも、ままならない日常の中で好きな映画を見て気持ちを穏やかに保ったり、テレビで俳優さんがつぶやいた一言に勇気づけられたり、そんな近況が語られました。
離れて暮らす子どもとの距離感
離れて暮らすお子さんをお持ちのご家庭では、あまりに理不尽なことを言われて困っている、子どもの意見を尊重すべきと思いつつ、どこまで受け入れるか難しいと悩まれていました。
親は世間一般の常識的な人生を歩んでほしいと思いがちですが、私たちの子どもはそこから大きくはずれることがしばしばです。そんな葛藤はどこのご家庭にもあるようです。

あるご家庭では、お子さんが不登校になったとき「将来どうするんだ」とつい言ってしまっていたとのこと。
それから紆余曲折を経て数年、親もいろいろ学び、現在は大学に復学したお子さんを「まあ卒業してもしなくてもいいかな」とゆるく見守っているそうです。
子どもの言うことを否定せずに聞くことの大切さは、複数のお母さんが挙げていました。
薬との付き合い方
後半は薬の話がいろいろ出ました。たまたま専門的な知識をお持ちの方がいて、丁寧に説明してくださったり、皆さんがそれぞれの経験をお話ししてくださったりで、とても有意義な情報交換ができました。
同じ薬でも効果や副作用の出方は本当に人それぞれなことがよくわかりました。

主治医の診断・処方を一番の基本に据え、障がい特性から来る飲み忘れの多さに気を付けながら、うまく薬と付き合っていければと思います。
大変に暑い日でしたが、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今後の予定

年間スケジュールチラシのPDFファイルはコチラ
【 お問い合わせ】
(一社)京都府自閉症協会
E-Mail askyoto@shirt.ocn.ne.jp
TEL 075-813-5156