【高機能・アスペルガー部】
みんなでほっこりタイム(保護者交流会)のご報告
アジサイがきれいな花を咲かせてくれています。単色だけでなく、淡くまざり合う姿に心ひかれてしまいます。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
当日の参加者の様子
高機能・アスペルガー部では5月31日(水)10:30~12:30京都府自閉症協会事務所にて「みんなでほっこりタイム」を行いましたのでご報告させていただきます。
15歳~39歳のお子さんをお持ちの保護者11名(うちおためし参加1名)が参加してくださり、近況や気になっていること等お話ししながら交流しました。
突拍子もない行動に思えても
お話を伺っていて共通して感じたのは、実はご本人なりにすごく考えておられるんだなということでした。
親からみてどんなに突拍子もない行動に思えても、たとえ親が望む安心や順序と違っていても。
「親を困らせようと思っている訳でもなく、何か良い方法があるはず、とか
よりよく過ごしたいと思ってるんだよね…ほんと大変なんだけど。」(39歳男性の母)
それはそれは長い時をへてのことば…。なんだかホロリときました。
「私にはやり残したことがある、と何やら勉強している様子を見守っています。」(32歳女性の母)
「今は仕事で手一杯だから家事はしない!と宣言しているけれど、楽しい!と言っています。」(24歳女性の母)
「週末に1週間分の食事をすべて作り、平日は仕事から帰ると気力もなく、片付けもできない。これでいいの?と聞くといいのーと笑っています。」(38歳女性の母)
子どもが心地良い、が大事な事
どのご家族にもそこに至るまでの道があり、親も、そして何よりご本人もどうするのが良いのか、考えて考えて最善を尽くそうとされてきたことが伝わってきます。
「子どもが心地良い、が大事なこと」最近視聴したセミナーでの内山登紀夫先生のことばを思い出しました。
心配で、否定するつもりはなくても、つい言いたくなっちゃうこと。
でも、ご本人にとっての心地良さは「そこ」じゃなかったりもする。
対応すべきことは次々やってきます。でもそんな時、心地良いかな?を糸口としてこれからも一緒に考えていきたいと思います。
そして「みんなでほっこりタイム」もそんな場でありたいと思っています。
「みんなでほっこりタイム」は…
おためし参加の方も来てくださっています。
まずは聞くだけOK。(どんな人がいるの?わからないと不安ですよね)
雰囲気を感じに来てみてください。
また今年度はグリーンプロジェクト、ランチ会も企画しています。
一緒に気分転換できれば嬉しいです。
親の心地良さも大事です。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。