親と専門家が協働して活動している会です。

事務局

「子育てほっとタイム」開催のご報告

「子育てほっとタイム」とは、京都府自閉症協会が主催する無料相談交流会です。

今年度第3回目の「子育てほっとタイム」の様子は…

10月4日(火)に子育てほっとタイムを事務所にて開催いたしましたのでご報告をさせていただきます。

下は5歳から上は30代のお子さんの保護者7名と専門部の野畑先生にもご参加いただき計8名の参加となりました。

我が子の成長を感じる時

秋の行事が増える季節となり学齢期のお子さんの保護者からは体育祭での子どもの成長を感じたエピソードがありました。

また、きょうだいの引っ越し準備のためしばらく母親不在の日々を過ごすことになるお子さんのためにスケジュール等の準備をすることで大きなトラブルなく乗り切ることができたなど、これまでの子育ての経験の積み重ねでいくつになっても我が子の成長を感じることができるんだなとほっこりするお話がたくさんありました。

まだ診断がついていない

今回初めて参加してくださった方でまだ診断がついていないという方がいらっしゃいました。

以前関連施設に問い合わせたときに受診までに2、3年かかるという状況に気後れしてしまいなかなか踏み出せなかった、けれどもそうやって悩んでいる間にもう3年たってしまった、この先の支援をどう受ければいいのかわからないと切実な思いで足を運んでくださいました。

相談先があるという安心感を得ること

野畑先生からはやはりまず専門医師からの診断を受けたほうが良いとのアドバイスがありました。

“診断は支援のパスポート”という言葉がお話の中から出ましたが、まさにそこからスタートして様々な支援先と繋がることが大切であり相談先があるという安心感を得ることが長い子育てを続けていくうえで欠かせないのだと感じました。

このことからも、不安をかかえた保護者のためにも受診の待機期間がある現状が改善されることを願います。

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

次回の予定

次回の子育てほっとタイムは11月1日(火)10:30~12:30京都府自閉症協会事務所にて開催予定です。

皆さまのご参加をお待ちしております。