親と専門家が協働して活動している会です。

事務局

【高機能・アスペルガー部】
ほっこりタイム開催のご報告~お子さんが18才以上の保護者対象の交流会~

先日行われましたほっこりタイムの報告をさせていただきます。
11月30日(金)10:30~12:30 事務所とzoomにてハイブリッド方式で行いました。

参加者は13名。正会員11名。お試し参加2名。うちzoom参加5名。
18歳から40歳の方の親御さんが集まりました。

「一人暮らしがしたい!」

わが子たちは定型発達の方と異なり、経済的自立より「一人暮らしがしたい!」が先に来ることがあります。

順番が違う!と、親にしてみれば心配が先立ち受け入れるのは勇気がいりますが、みなさんの経験談やこれまで学習会で学んだことなどを思い返すと、本人たちの思いを実現させる支援が少しずつ出来てきているのかなと思いました。

わが子たち、なにかにつけ「順番が違う!」ことが多くて、いつもハラハラさせられますが、泰然自若とされているお母さんもおられ、支援を探しつつ、やはり目指すべきはそこかなと思わされました。

親が望む自立の形と、彼らにとっての自立も多分異なるのだろうと思いました。

就労で挫折した時

一定年数安定した就労生活が送れているように見える方でも、雇い主側の障がいに対する継続的な理解と支援が必須であるというお話をお聞きしました。

就労期間が長くなると、なんとなく職場に「彼はもう大丈夫」感が漂い始め、危うく感じると。

お金を稼ぐということより、本人にとって居心地のよい、安心できる場所であるかどうかが一番大事だと再確認。

そういう意味で、就労で挫折すると本人も親もショックですが、よりよい居場所を求めるよい機会かもしれないと思いました。

正論を言っても届かない

うまくいかないことを親のせいにして責めまくる、危ういことにハマってしまってどうしよう、正論を言っても届かないし‥‥

どのご家庭も悩みつつその時にできる最善を尽くしておられます。

時には立ち尽くすこともあります。

そうするうちにふと振り返ってみると「困ったことも多いが、ここまで来れたのでOK!」そう発言された方があって、その言葉に励まされました。

繋がることの重要さ

今回は久しぶりの事務所開催でしたが、たくさんの方が待ち望んでくださっていたことが、その場の盛り上がり具合からもうかがえて、本当に嬉しかったです。

立ち去りがたく、名残惜しく、終了後もみなさん長い時間残っておられました。

リアルに集うことで湧いてくるプラスのエネルギーのすごさを久しぶりに味わわせていただきました。

情報収集もさることながら、繋がることの重要さを思い、今後もその場を提供し続けられたらと思いました。

次回の交流会(賛助会員参加型)の予定

■ 日 程|2023年1月28日(土)
■ 時 間| 10:30~12:30
■ 内 容|正会員・賛助会員合同の交流会
■ 場 所|一般社団法人京都府自閉症協会事務所

チラシのPDFファイルはコチラ

事務所開催となりますが、コロナの感染状況によっては
zoom開催になることがありますので、ご了承ください。

予定変更となる場合はHPに掲載し、お申し込みいただいた方にはメールでご連絡いたします。

■申 込|下記のアドレスをクリックして申し込みフォームに必要事項を記入の上、「送信」ボタンを押してください。

https://docs.google.com/forms/d/18553psMz8-FAIZ1eSb1DtGzyhqf7UokPhBAr3ylTbg4/edit

申し込みフォームからの申し込みが難しい方は、
メールのタイトルを「1月28日交流会参加希望」とし、
京都府自閉症協会事務局askyoto@shirt.ocn.ne.jpまでご連絡ください。