Dr.PECS 門眞一郎先生のメッセージ
強度行動障害の方に構造化(理解コミュニケーション支援)とPECS(表出コミュニケーション支援)を届けたい。二本立てでいかないと生活の質を上げることは出来ません。
コミュニケーションスキルの発達は「理解」よりも「表出」の方が先なんです。子どもが泣く=表出です。絵カードやスケジュールなどの「理解」よりもはるかに早く「表出」(=PECS)を教えることが出来るはずです。
そしてPECSを始めるのは、何歳になってからでも大丈夫です。手遅れということはないです。是非もっと広がってほしいです。
「昔は絵カードを使っていたけど…」
なぜ続けられないのか?
そういう方が使っていた絵カードは「理解支援」だけだったのではないでしょうか?
本人がやりたくないこと(支援者がやらせたいスケジュール等)だけだったら、本人に伝わらないし受け入れてもらえません。
本人が「それはやりたくない」「これがしたい」ということを表出することが出来て、予定変更などができるといいですね。
PECSのiPad用アプリは高性能でよくできています。重度知的障害の自閉症の方でも絵カード作りをマスターする人がどんどん出てきています。自分が必要だと思ったカードを自分で作れるようになるとコミュニケーションについて自立します。
PECSでは、当事者本人に対して「今すぐはできない」というような時に「待つ」(待てば要求がかなえられると理解する)スキルも順を踏んで教えます。ベースは応用行動分析ですから教え方は理にかなっています。
・PECSについて:ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン
「はぐれドクターP」氏
精神科医 樋端 佑樹(といばな ゆうき)先生
高校、予備校のころ京都に住んでいらっしゃったそうです!
「強度行動障害は現在の苦しみと過去の哀しみの表現である」「不登校になる子には見どころがあります」「オモロイ感じのこどもをええ感じの大人に~発達障がいは発達する」…Facebook、YouTube、noteなどWEBでも積極的に発信されています。
・脱!強度行動障害グループ:管理者は樋端 佑樹先生です。