先輩保護者・Yさんのお子さんは支援学校を卒業され、卒業訓練専門校を経て現在は社会人としてお仕事をされている20歳の男性です。
初めにYさんから出産時の大変な状況から1歳8か月健診での様子、そして診断からの療育施設への通園などのお話がありました。
保護者として共感できることばかりで久しぶりにわが子の赤ちゃん時代を思い出してしまいました。
特に療育施設との繋がりができるまでの不安や孤独感は同じ経験をしている者としてとても苦しい気持ちになりました。

そんな中でも周囲の人に恵まれたこと、
出来なかったことがひとつづつ出来るようになっていったこと、
成長とともにどんどんステップアップして逞しくなっていくお子さんの様子に、
これまでYさんが地道にコツコツと積み重ねられてこられた子育てが
きちんとお子さんの成長に表れていることがよくわかりました。
参加者にはお子さんが未就学の方もいらっしゃいましたが、就学・就労までの道筋の一つとして今回のYさんのお話は参考にできる部分が多かったのではないでしょうか。
お話の最後に
「子どもは学校を卒業したこれからの人生の方が長い。親も上手に息抜きしながら頑張りましょう。」
とのお言葉がありました。
今回の学習会でいい刺激をいただきました。

私も子どももまだまだ長い道のりですがゆっくり自分のペースで前に進んでいきたいと思います。
お忙しい中、講師を引き受けてくださったYさん、そしてご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
次回の幼児学齢部学習会は2月9日の高機能・アスペルガー部との合同学習会となります。
皆さまのご参加をお待ちしております。