”親なきあと”の勉強会、「シニアG」のGとは?
シニアGは「親なきあと」の問題に向き合い、対処していくために立ち上げられた勉強会です。
シニアGの「G」は、group、generation、girl(!?)…みたいな感じです(笑)。
以前から人口減少や少子高齢化は社会問題として取り上げられてきましたが、近年その傾向は進んでいます。
当協会でも老障介護(年老いた親が障害の子どもの世話をする)や一人親の家庭が増えています。
” 親なきあと”も自閉症の人たちが豊かな生活を送るためには?
私たちは自閉症の人たちに必要な福祉制度を学んだり、行政や法人から出された資料、「親なきあと」について書かれた著書を読んで重点の整理をしたり、実情を知るために講師を招いてお話を聴かせていただいたりしてきました。
また、正会員に向けてのアンケート「親なきあとも自閉症の人たちが豊かな生活を送るために」また「今後の京都府自閉症協会のあり方」を実施した際には、アンケートの作成、集計、分析、結果報告までの全てを担当しました。
アンケート調査の結果、たくさんの会員さんが「親なきあと」について、高い関心をお持ちであることも分かりました。
”親なきあと”に備えて、親が元気なうちに出来ることは?
人は生まれてきた以上、いつか死を迎えます。大抵は親が子どもより先です。
認知症になって子どもの世話ができなくなるかもしれません。
残される子どもの生活や住まいはどうしたらいいのか、どれだけお金があれば心配ないのかなど、不安は尽きません。
誰もが元気でしっかりしているうちに子どものために、できるだけの備えをしてあげたいと思っているはずです。
やるべきことは多岐にわたりますが、一つずつ問題に向き合い、対処する方法を模索していきたいと思っています。
この2年ほど活動を休止していましたが、9月14日(火)より再開しました。今後は定期的に勉強会を行っていく予定です。
発足当時は9名のメンバーでしたが、辞められた方があったり、加入された方もあったりで、今は6名で活動しています。将来メンバーを増やす予定をしています。
今後とも皆様のご理解、ご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。
■シニアGは、青年成人部の中にある学習会です。
「よくあるご質問」もご参照ください。