親と専門家が協働して活動している会です。

The BEAT(We Love Music!!)本人の余暇活動

京都府自閉症協会・音楽活動

「The BEAT」は、自閉症の人たちの生活を豊かなものにするために、音楽を取り入れた余暇活動「Beat Together!! ワークショップ」をミュージシャンたちの指導の下、京都府自閉症協会との共催で2015年より開始しました。

自閉症の人たちの生活を豊かなものにするために

The BEAT の活動の様子

 年齢制限はなく、土・日や祝日などに京都市東山青少年活動センターで行っています。

 打楽器をはじめとする楽器に触れ、音を出して、みんなで合奏することを通して表現することの楽しさ、喜び、感動を味わおう!とする活動です。

 事前にスケジュールが送られてきますので、安心して参加できるようにしています。

 メンバー自身に演奏が上達したいという意欲も生まれ、ギターなどの楽器を自主的に練習する姿も見られ、充実した活動になっています。

 これまで世界自閉症啓発デーや西京極スタジアムでの啓発活動、京都府自閉症協会50周年記念大会などにも出演しています。

— 参加者保護者の声 ―
「エレキギターを弾く息子」

ある冬の日、「僕、ギターしようかなあ」と、息子からのビックリ発言。

エレキギターを弾く息子…その姿を想像する主人と私は戸惑いつつも「本人がやりたい言うてんねんから」と、さっそく本人と一緒に楽器屋さんへ!

買ったときの息子の満面の笑み!

このギターが無駄になるかも…と一抹の不安がよぎりましたが、その笑顔に賭けてみることにしました。

もともと太鼓をリズムに合わせて叩くゲームにハマっていて、音楽を聴いたり歌ったりは大好きでした。

2年ほど前から「The BEAT」に参加させていただくようになり、その活動が本当に楽しく、さらに珍しい楽器や、ドラム、ベース、ギター、キーボードの音を直に体感したことで息子は心躍り、それらを演奏されている指導者の皆さんがキラキラして見えたのだと思います。

学校とも家庭とも福祉サービスとも違う空間に一人意気揚々とギター背負って出かけ、その時間を楽しんでいる息子の姿。

チャレンジさせてみたことで彼の余暇が大きく広がりました。

参加者保護者Yさん

The BEAT の動画

■The BEAT 練習風景
日頃のワークショップの最大の成果として、「世界自閉症啓発デーin京都」に出演しています。


ギャラリー