親と専門家が協働して活動している会です。

事務局

【NHKハートフォーラム】
6/11(土)開催「誰ひとり取り残さない社会の実現~困りをかかえる発達障害の人たちから考える~」のご報告

共催|日本自閉症協会近畿ブロック

NHKハートフォーラムとは?

このフォーラムは、NHK厚生文化事業団近畿支局が主催し、日本自閉症協会の近畿ブロックが共催となって、ブロック内で担当を持ち回りしながら毎年開催されています。

今年度は、6月11日(土)京都産業会館ホール・北室において開催しました。

事前申し込み制(NHKに)で、5月末には予定人数を超えたため、申し込み受け付けは終了となりました。参加希望される方にはできるだけご参加いただきたいし、とはいえ密になることの不安もあり・・・の葛藤がありました。

当日参加者は、266人とスタッフ47人でした。

会場はほぼ満席で、スタッフ用に準備していた補助椅子も無くなる状況でした。

検温、手指の消毒、飲食禁止(水分補強は除く)など感染対策をしましたが、不安に思われた方もおられたかと思います。

「SDGs理念 ” 誰ひとり取り残さない ” 社会の実現」の内容

一見社会に溶け込んでいるように見えながら、孤独感や行きにくさを感じている発達障害の人たちがおられ、また一方では、社会から隔離されたような生活を送る強度行動障害の人たちがおられます。

今回のフォーラムでは、そのようなさまざまな社会的マイノリティーを抱える人たちが安心して暮らせる“誰ひとり取り残さない”社会の実現に向けた一歩を考えることを目的としました。

記念講演「発達障害の人って、どんな人? ~診断名よりも大切なこと」

記念講演の講師に小島慶子さんを迎え、ご講演いただきました。

会場入りされたとき、さすがはタレントさん、顔ちっちゃ!キレイ!スラリとされていて、気さくな感じでとても素敵な方だと思いました。

参加者の皆さまからは、「来てよかった」「元気がもらえた」などの感想をいただきました。

シンポジウム「“誰ひとり取り残さない”社会を目指して」

シンポジウムのテーマは「“誰ひとり取り残さない”社会を目指して」で、

「強度行動障害と医療」 門眞一郎氏(フリーランス児童精神科医)

「強度行動障害と教育」 富家直樹氏(京都市教育委員会首席指導主事) 

「強度行動障害支援者養成の課題と今後求められる人材育成の在り方」 松上利男氏(社会福祉法人北摂杉の子会 理事長)

の3人の講師にお話をいただいた後、澤月子氏(社会福祉法人南山城学園 スーパーバイザー)の司会進行でディスカッションがあり、シンポジウムの最後に、小島さんにコメントをいただきました。     

アンケートでは、記念講演、シンポジウムを通じて、ほとんどの方が「満足」と回答しておられました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

フォーラムの動画を配信予定

ご参加いただけなかった皆さま、もう一度聴きたいと思っておられる皆さまに朗報です。

フォーラムの動画を正会員限定で配信の予定です。

準備ができましたら、またご連絡させていただきます。