ハイブリッド形式
今回初めて、事務所での 参加者と自宅からの参加者をパソコンやスマホを zoomでつなぐハイブリッド形式で行いました。
音の問題など課題は残りましたが、これまで遠方の方や時間の都合 などで事務所に行けなかった方も参加していただくことができました。
しばらく会えない日々の中、どのように過ごされていたのか、何か困りごとはなかったのかなど 、お一人ずつ話し していただきました。
コロナワクチン接種について
まず今一番の関心事は、コロナワクチン接種についてでした。
接種券 が届いている自治体もあれば、申請しないと接種券をもらえない自治体も 。
「どこで接種すればいいの? 」
「合理的配慮はされているの? 」
「接種時はスムーズだった? 」
「接種後の待機 はどう過ごせばいいの? 」
など、いろんな疑問や不安などが 挙がりました。
すでに接種済みの方の経験談の中から、注射が苦手な方の事前準備の仕方などのアドバイスがありました。
注射はスムーズにできたけれど、 接種後の待機時間の準備はしてなかったなど、経験して気づいたことなどが話題になりました。
親知らずの抜歯、ほか
また、医療的な不安として、親知らずの抜歯が話題になりました。
全身麻酔、入院、点滴など課題は満載です。
「親として、どのような準備ができ るのか? 」
「どこの病院が自閉症 に 理解があり適切な対応をしてもらえるのか? 」
「入院日数は? 」
「保険は? 」などなど。
このような不安も、参加者に数人の経験者がおられたので、アドバイスをいただくことができました。
他に、就労先から理不尽な対応をされて、それを解決された経緯のお話 など、お会いできないしばらくの間にいろんな経験をされていました。
うれしい時しい時、困った時…
青年成人部のみなさんは、日中は生活介護や就労型の事業所に通所されていたり、障害者枠で企業就労されている方などさまざまです。
また、自宅、グループホームなど 生活の場や過ごし方は異なりますが、悩みや迷い、困りごとは常にあります。
保護者同士の交流会は 、経験談が聞けたり 、 意見を出し合える とても貴重な場です。
交流会後は、
「久しぶりに皆さんとお話しできて楽しかったし 、元気が出ました 」
「リモートでも顔を見ながら話せるのはいいですね」
「事務所で教えてもらって初めてZoomが使えたので、これからは自宅からでも参加できそうです」
などの感想をいただきました。
うれしい時しい時、困った時、共に分かち合える保護者同士のつながりがりはとても心強く、小さな声から社会へ発信していく原動力になるのではないかと感じた交流会でした。
次回は、 9/17( 金 )に、 Zoom での講演 “家 庭・地域・入所施設・ちょっとだけグループホーム (仮題)”
講師 :澤 月子氏 を予定しています。