親と専門家が協働して活動している会です。

きょうだい部

【きょうだい部】
「何が問題なのか?どうすればいいのか?」|きょうだいについて 第2部(全3部)

障害のある子がいる家族にかかる負荷は大きく、子ども(きょうだい児)にとって安全であるべき家庭が機能不全に陥ることがあります。きょうだい児にとって問題になるのは
「自分のニーズに向き合い、それを大事にすることが困難になる」ということです。

障害のある子の行動が仕方がないことと分かっているので、多くの場合きょうだいは我慢しています。ただその我慢や嫌な気持ちをわかってもらえずに叱られたりすると、行き場のない感情が爆発することがあります。「いい子」であることを求めずに、「うまく人を頼れる」ことを大事にして、頑張らない自分を受け入れてもらえる機会が必要です。

青年期・成人期になると、親や兄弟姉妹との健康な距離とはどういうものかを考える時間や体験が必要です。進路選択、恋愛、結婚、親なき後などについて語ったり聞いたりする場や、障害福祉サービスについての情報を得る機会も必要です。

*会報紙BEAM141号の特集「きょうだいについて」も併せて是非ご覧ください。

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