グループピュール ~表現しあい、伝え合う仲間たち~ とは?
グループピュールとは知的な障害のある青少年の余暇活動支援を目的としたプログラムです。
非言語のコミュニケーションから自己表現へつなげることがテーマ
一人一人のからだの動きを受け止めてからだの動きを再確認したり、他の人との関わりから非言語のコミュニケーションや関係性のとり方を探ったりしながら、自己表現へつなげることをテーマにしています。
楽しくからだを動かしながら、思いのままに表現することを体験できる場になっています。
大きな布など使うと動きが大胆に大きくなったり、扱いが難しいものでは繊細な動きが見られたり、リズムによって動きが変わったり、介するものによって表現の強弱や幅に広がりが生まれます。
からだを大きく使った動きだけではなく、ちょっとした指の動きや声も一人一人の大切な表現です。
現在メンバーは全員30代の自閉スペクトラム症や知的障害のある人、身体との重複障害のある人たちです。
一人で来る人、ヘルパーさんと来る人などそれぞれで、8年目となるとメンバー同士がお互いに分かり合っているので誘いをかけたり、気遣いをしたりしながら、他のメンバーとうまく関わりを持てるようになっています。
メンバーは活動をとても楽しみにして来てくれているので、スタッフも楽しんで参加しています。
ナビゲーター(指導者)は、振付家やダンサー、俳優などで、それぞれの小さな動きや表現も見逃さず、楽しみながら自然に引き出すように指導してくださっています。
プロのカメラマンや音楽家などもボランティアで参加してくださることもあり、いつも笑いが絶えないサークルです。親スタッフも毎回一緒に楽しみながら参加しています。
創作したダンスの舞台発表をしたり、プロのカメラマンに撮っていただいた活動の様子の写真の展示会をしたり、たまにはカラオケに行ったり、公園で遊んだりさまざまな活動を行っています。
活動場所は、三条駅から徒歩5分ほどの東山いきいき市民活動センターです。
立上げ理由は「年齢制限のないサークルを作りたい」
2014年に知的な障害のある青少年の余暇活動支援を目的としたプログラム 「グループピュール~表現しあい、伝え合う仲間たち~」と「アトリエVIVID」 の2つのサークルが誕生しました。
当時、京都市では青少年(中学生~30歳)を対象にした余暇活動のサークルはあったのですが、31歳を越えても参加できる余暇活動のサークルはありませんでした。
様々な障害のある人にとって、定期的に行われる余暇活動というのはとても大切で、
何名かの保護者の要望もあり、京都市東山青少年活動センターの職員さんのご協力のもと、何回かの話し合いを経て年齢制限のないサークルが誕生し、現在も活動を続けています。
グループピュールではメンバーを募集しています。
知的な障害のある青少年の余暇活動支援を目的としたプログラムで、自閉スペクトラム障害や身体との重複障害のメンバーもいます。
現在のメンバーは20代・30代ですが、年齢は問いません。
グループピュールの活動概要
■ 活動日時:基本的に第1土曜日 13:30~15:30
■ 活動場所:東山いきいき市民活動センター
■ 参加費 :年間1万円(10回)
※会員の有無は問いません
※見学は可能です。
グループピュールの申込みと問合せ先
■ 電話 :090-8382-1952 (宮内)
■ メール:miya.k101@jcom.zaq.ne.jp
関連リンク
■ 東山いきいき市民活動センター
京都市東山区三条通大橋東入2丁目下る巽町442番地の9
http://higashiyamacds.main.jp/