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【厚労省】
重い精神疾患や知的障害のある人に新型コロナウイルスワクチンを優先的に接種する方針

重い精神疾患や知的障害のある人の新型コロナワクチン優先接種について

厚生労働省は3月18日、重い精神疾患や知的障害のある人に新型コロナウイルスのワクチンを優先的に接種する方針を決め、専門家部会が了承しました。

優先接種は医療従事者、高齢者、持病のある人の順で、持病は心臓病など14種類が指定済みで、これに加えます。

入院患者や障害者手帳を持っている人、症状が重く継続して通院している人が対象です。

厚生労働省の試算では、約210万人が該当します。

欧米や韓国の研究では、精神疾患や知的障害のある人が新型コロナウイルスに感染すると、入院や死亡の危険が高いとされていました。

高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害など、知的な遅れのない自閉スペクトラム症の人も、精神手帳を持っている人は優先接種の対象に入ります。

・厚生労働省|新型コロナウイルス感染症について