【ASネットワーク】
(旧:高機能・アスペルガー部)
みんなでほっこりタイム(保護者交流会)のご報告
高機能・アスペルガー部は「ASネットワーク(Autism Spectrum Network)」に名称変更しました。
自閉スペクトラム症(ASD)の方と、ご家族を支えるネットワークです。
知的遅れのないまたは少ない、特性が目立ちにくい方の理解と支援を目的としています。
※当事者参加型ではありません
今年度初めての交流会

5月30日(土)13:00-15:00、京都社会福祉会館会議室にて、今年度初めての交流会「みんなでほっこりタイム」を開催しました。
集まってくださったのは正会員12名、17歳から39歳のお子さんをお持ちのお母さん方でした。
年度初回からこれだけの方が来てくださったのは、旧年度のチラシに今回日程も追記したことが奏功したかなと考えています。ご出席の皆さま、ありがとうございました。
家族活動部の学習会「お金をめぐる課題と支援」(9/3開催)について、講師への事前質問として、ASネットワークならではの困りごとなどないかとお話をいただいています。
今回の交流会で皆さんにお聞きしたところ、いろいろと体験を語ってくださいました。それを後半にまとめています。
参加者の様子
今回参加された方のお子さんは全員高校生以上でした。
大学で就活真っ最中の方、就労移行支援施設で就業まであと一歩の方、就労以外の道を探る方、それぞれです。社会人になって勤続5年10年と真面目に働いている方もいれば、適応が難しく今は自宅で充電中の方もいます。
なかなか親の思惑通りにはいかず、親はハラハラしながらもそれを受け入れ、本人が痛い目を見なければわからないだろう、けれどあまりに大怪我をされるのもそれは困る・・と葛藤しつつの日常がどこのご家庭にもうかがえました。
AIとの付き合い方

巷間話題のAIやチャットGPTは皆さんも関心が高いようです。
親世代・子世代ともにこうした人工知能の活用はこの一年で一気に浸透した気がします。
子どもが何かあるとすぐに「チャットGPTに相談するから」と依存気味になっているのを心配する半面、親としては子どもとの際限のないやりとりがチャットGPTに振り向けられることで、負担が多少軽減される面もあり、AIとの付き合い方は今後も要注目ですね。
学習会「お金をめぐる課題と支援」(9/3開催)によせて
「お金」のテーマについては皆さん、苦労されているなあと改めて実感します。
身につまされる体験ばかりです。
<お金の価値がわからない?>

物事には対価としてお金がかかるということがある程度の年齢になってもなかなか身につかず、親としては残念な思いをした経験を多くの方がされています。
何か購入する際、とにかく一番グレードの高いものを欲しがる、同じものを2つ買わないと気が済まない、高い学費を払ったのに入学後すぐに進路変更をした、など。
もちろん本人なりの理由があって、それは後からわかったりするのですが、そのときは本人もうまく説明できず、親はお金より自分のこだわりを優先させている(ように見える)子への対応に苦慮しています。
<使い過ぎにどう対処するか>

親が子どものお金を管理していた時期が過ぎ、本人が自分の給料や年金収入を管理するようになると、ついつい使いすぎて収拾がつかなくなることがあります。
お金を使うことに興味がなく貯まる一方というお子さんもいらっしゃいますが、人によっては見通しを持った計画管理が難しい場合もあります。
するとスマホをポチればすぐに欲しいものが買えるという目の前の「快」に飛びついてしまい、気が付けば赤字が膨らんでいるというケースも。
今は特にあと払いやリボ払いがデフォルトだったり、スマホで簡単にお金が借りられたりします。それがいっそう使い過ぎに拍車をかけている困った現状です。
<当事者の特性に合わせた勉強会>

子どもの口座を開設したがどう使うかの説明が難しい、当事者向けの「お金の勉強会」があればいいという意見がありました。
確かに障がい特性から本人がつまずきがちなポイントを押さえた研修などあれば親は助かります。
また我が子が詐欺被害にあいはしないか心配する声も出ました。
そんなトラブルを未然に防ぐ内容も勉強会に盛り込んでもらえればなおいいかもしれません。
<投資は必要か>

今の物価高・インフレモードの世の中を考えると、お金は持っているだけでは目減りする一方です。
子どもの将来を考え、積極的な資産運用や投資をすべきかと考える親は多いです。
親が子どもの名義でNISA口座などを作り、積み立てをはじめてみようか、いや、子ども本人が将来それを喜ぶかは疑問、そもそも子どもに大金を残すのも考えものだ・・などいろいろな意見が出ました。
子ども本人がこうした知識に明るく、すでに自ら投資をはじめ実績を上げている・・そんな頼もしいお話もありました。
以上、お金にまつわる意見をざっと並べました。
かなり個人的な内容もあり、一般的質問にはなりにくいかもしれませんが、多少なりとも参考になれば幸いです。
ASネットワークは…
ASネットワークではこのような形で、年に10回ほど交流会を開いています。
保護者の皆さんが好きにおしゃべりし、元気になってくれればそれでOK、というゆるい集まりです。
興味を持ってくださった保護者の方、ぜひご参加ください。
次回の予定
6/29(月) ランチ交流会 【要申込】
<場所 ERUTAN / GOOD NATURE STATION>
*正会員限定・お試し参加不可
*詳細は正会員向けのチラシをご覧ください。
■ASネットワーク2026年度スケジュール
【 お問い合わせ】
(一社)京都府自閉症協会
E-Mail askyoto@shirt.ocn.ne.jp
TEL 075-813-5156