「超!入門自閉症支援講座」は、初めて自閉症支援に携わる方や 、もう一度 基礎から 学びたい という方に最適な基礎講座です。
自閉スペクトラム症についての基礎的な知識と関わり方を分かりやすく解説され、学んだ知識を実践に生かすための演習もあります。さらに、現場で行われている実践例も紹介されます。
昨年度は新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐため中止になりましたが、今年度は会場での開催をするかどうか、開催方法にについてなど協議をしました。
その結果、受付での検温、アルコールでの消毒、座席の間隔を十分にとり、マスク着用をお願いして、ハートピア京都の大会議室で行うことになりました。
コロナ禍の中で、28 名の受講生が集まりました。
7月 17 日(土)、第 2 回 「世界をわかりやすく~構造化~」をテーマに、前野篤史さん(障がい者サポートスマイルフレンズ)の講義と、工房あすく職員の福井茜さんから事例報告がありました。
まず、第1 回 「 自閉スペクトラム症の特性と支援 」 について DVD の動画を使って の復習から始まりました。
「構造化とは」、「何のために構造化するのか」「どのような情報を提示するのか」などを 、写真をふんだんに用いて、たくさんの実例を挙げながらの講義 ですの で、とても分かりやすかったことと思います。
福井さんからは、「工房あすく」の紹介があり、利用者である T さんと K さん について、プロフィールや特性の説明があり、 それぞれに必要な 構造化、再構造化の実践について、 順を追って、写真を用いながらのとても分かりやすい実践報告 でした。
必要な構造化は人によって異なるので、その人に合わせた構造化が必要です。
それには、一人一人のアセスメントが とても 重要 になります。
ということで、第3 回は 「 アセスメント 」 がテーマです。