親と専門家が協働して活動している会です。

青年成人部

保護者が語る「グループホームでの暮らし」
~1/14青年成人部学習会のご報告~

親なきあとに備え、青年成人部では毎年、入所や通所の福祉施設、グループホームなどの見学会を企画しています。

施設見学をすると、「もう少し~だったらいいのに…」など率直な感想を耳にすることがありますが、現実にはグループホーム等を選択する余地は無く、入居したいタイミングで利用できることは皆無と言っていいでしょう。

今回の学習会では、信頼できる社会福祉法人にグループホームの建設を依頼し、法人と一緒に建設に向けて立ち上がった保護者からZoomによるオンラインでお話を伺いました。

「グループホームが出来るまで
そしてグループホームでの暮らし」

我が子の自立について、いつ頃から意識し始めたのか。いつ頃から準備し始めたのか。グループホームに入居するには金銭的にどのくらいかかるのか。

グループホームでの生活に備えて、本人と家族はどのように準備を進めていったのか。入浴や食事、洗濯、掃除、利用料等は、どのようになっているのか。

保護者同士ということで、ざっくばらんに具体的なお話を伺うことが出来ました。

質疑応答では、職員の人数、住民票、NHKの受信料、Wi-Fi、鍵についてなど、我が子を念頭に、実際の生活について掘り下げて参加者同士で話し合いました。

自立とは…

今回、お話してくださった保護者の方が考える自立として「誰かに助けを求めることができるようになること」「言葉でも文字でもPECSでも、相手に分かってもらえる方法があれば、生きやすくなる」「余暇は大切。楽しみはたくさんあるほうがいい」「一人の時間を過ごすことが出来る力があること」「一人で移動することが出来れば親も本人も過ごしやすくなる」などのお話がありました。

「子どもは意外と早く慣れるものです」…きっとそうなのでしょう。

「親離れよりも子離れできていないことが多い。親が子どもを放す勇気が必要」…そうですよね。でも…。「私には、その勇気が出ません~!」という参加者の声に、「私もです~!」と共感の声が上がり、私だけではなかったと少し安心したり。

でもいつかは離さなければならないということも分かっていて・・・。

こういった話し合いを重ねながら、少しずつ親としての覚悟を固めていくことになるのでしょう。

本やネットでは触れることが出来ない「生で聞く本音の話」は、胸に刺さり、心を動かします。

グループホーム(共同生活援助)とは

障害者が専門スタッフの支援のもと、地域での少人数の共同生活を支援するサービスです。

居宅支援サービスの一つなので、週末に帰宅した時やグループホーム内でも、ホームヘルプ(居宅介護)やガイドヘルプ(移動支援)を利用することが出来ます。

・厚生労働省:障害福祉サービスについて
・京都府:福祉サービスの体系
・京都市:障害者総合支援法のサービス体系