| 会長あいさつ

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京都府自閉症協会会長 岡 美智子

 平成29年の第48回定期総会において、京都府自閉症協会の会長に選出されました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

長らく当会会長を務められた第一世代の清水潔会長が退任され、会長・副会長が全く新しい体制となりました。

かつては難病扱いされ、まれな障害とされた自閉症は、今では自閉症スペクトラム(自閉スペクトラム症)となり、どこにでもどの分野にもいる人数の多い障害となりました。この20年間に福祉制度は急速に進み、昔のような、誰も頼れる人のいない母親が孤立し絶望するような状況はかなり改善されてきて、多くの当事者や家族は福祉サービスの恩恵を受けています。また障害者権利条約が批准され、障害者虐待防止法、障害者差別解消法などの法整備も進んできました。これらは私たちも含む多くの障害者団体の運動の努力の成果でもありました。

さらに国や自治体は、「切れ目のない支援」「共生」「互いの違いを認め合う社会」の実現を目指しています。実際、自閉症スペクトラムの人では支援の切れ目が多くあり、行動障害のある場合は支援事業所から利用を断られ、行き場を失っている人が少なからずいますし、高機能タイプの人たちでは、教育、就労や生活場面でバリエーションに富んだ支援が必要です。また児童・成人の支援サービスの方法や内容が障害特性に即したものになっているかなど質的な向上も必要です。私たち自身が発言しなくては、当事者が真に望むような制度にはなりません。

京都府自閉症協会は、TEACCHプログラムの考え方を基本理念としています。実際に親と専門家とが協働し、研修会や啓発、レクリェーション他いろいろな活動を行っています。

どうぞ皆さま、皆さまの街に暮らす自閉症スペクトラムの人たちをご理解下さい。

悩んでおられるご家族の皆さま、是非当会の活動に一度ご参加ください。